バラの無農薬栽培方法とバラの写真、そして二匹の小豚たちの物語♪

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バラの無農薬栽培と二匹の小豚たち♪

昨日から、台風の影響で
風が強く、蒸し暑い名古屋です。

あなたの所はいかがでしょうか?

この蒸し暑い中、汗びっしょりに
なって、バラたちにカニガラ他を
あげてきました。

秋バラシーズンを控えて、夏の剪定も
終わり、シュートや新芽がたくさん^^

秋のお花が楽しみです♪

でも、剪定後の新葉に気になる症状が…。

 

 

 

 

バラの系統の一つであるイングリッシュローズ(ER)の
グラミスキャッスルとアランテッチマシューが、どうも
クロロシスっぽいのです。

(※クロロシスというのは、葉緑素が作れなくなり
葉が白っぽくなる症状です。)

 

 

 

 

既に、バラを栽培してらっしゃる方はご存知だと
思いますが、結構ちょこちょこ出る症状です。

どうして起こるかというと、ミネラル(微量元素)が欠乏
する事による「生理障害」なんですね。

鉄分の不足、リン酸の与えすぎ、石灰の使いすぎ等も
影響しているといわれています。

どうして、管理人の所に出たのかって?

実は、去年から肥料をかなり減らしていたんです。

いや、ケチっていたわけではありませんが・・・苦笑

2年ほど前、知り合いのナーセリーで土のペーハを
計ってもらったら、「肥料のやりすぎ!!」と
叱られてしまったんです(^^ゞ

それ以来、肥料を大幅に少なくしてたんです。

なので、必要な栄養素が足りなかったんでしょうね。

 

クロロシス対策としては、ミネラル不足を補うために、
カルシウムやマグネシウムを与え、生理障害を
改善することが必要になってきます。

 

この症状は、適切な処置さえすれば、比較的簡単に
正常な葉の色になるので、余り心配しなくても
大丈夫です^^

 

葉が全部落ちたり、バラの株自体が痛んで弱る・・という事は
ないので安心して下さいね。

 

 

…という訳で、今日はクロロシス対策も兼ねて、カニガラなどを
あげました。

「えっ?カニガラ??? あの、食べるカニの?」

そうです。

 

カニガラには、カルシウム、マグネシウムなど海のミネラルがとても
豊富なので生理障害を防ぐ作用
があるんです。

 

いつも、使っているアルゴフラッシュでもいいんですけど、今回は
土壌改良を兼ねてカニガラにしてみました。

 

カニガラは、鉢土の上に1cm位の厚さを施し、その上に
ピートモスや堆肥などをかぶせておきます。

 

いつもは、この位で終わるんですが、今日は
夏のお疲れ様も兼ねて特別大サービス^^

 

カニガラの下に、リンサングアノ(バッドグアノの高品質
バージョン)を、少量ですけど追肥の代わりとして
使いました。

 

リンサングアノについては、またの機会に詳しく説明しますね。

 

リンサングアノ+カニガラ+ピートモス…そして、その上に
更に、キトサン液を!(^^)!

【バラ用キトサン液】
これも、とても、いい肥料です。

 

いろんな効用が認められてますが、根の発根作用を高めたり、根の
細胞を活性化する働きがあるので木が丈夫になるんですね。

ですから、管理人はよく使います。

 

 

根が元気になると、栄養や水を吸い上げる力がとても高まるので
木が丈夫になり、病気にかかってもダメージを受けないように
なりますよね。

 

 

 

 

病気になって、薬を撒布…これは、対処療法なので悪循環。
決して木は、丈夫にはなりません。

 

無農薬栽培で、一番力を入れて取り組むべき事は、
【木を丈夫にする】事です。

 

今日は、秋バラを控えての大サービスでしたヾ(^v^)k

次回は、バッドグアノの詳細を説明しますね。

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