18May
「お花が終わったら、
お礼肥をしましょう。」
・・・どの本見ても、そう書いて
ありますね。
お礼肥・・・皆さんは、
どうされてますか?
私はいつも「?」って思うんです。
だって、ほとんど方が液肥をちゃんと
使ってると思うんですよね。
置肥だってしてると思うし・・。
その上で、またお礼肥すると確実に肥料過多
になると思うんですね。
現に、以前うちの土を計ってもらうと肥料過多と
言われることがほとんどでした。
数値は正直です。
「肥料、やり過ぎだよ!とちゃんと教えてくれます。
逆の場合だって同じ・・・「足りないよ」って教えて
くれます。
私は、肥料過多と診断されて肥料はかなり抑えめです。
週1回の液肥と、2~3ヶ月に1度の置肥です。
それも、液肥は規定量の半量・・・置肥にしてもメーカーは
1ヶ月に一度を推奨してるけど、2~3ヶ月に一度しか
あげてないです。
それに、プラスお礼肥となると確実に肥料過多になりますね。
ですから、私は数年前からお礼肥はしてないのです。
では、実際肥料過多になるとどうなるのでしょう。
代表的な肥料過多の例をあげてみます。
植物には、16の元素が必須と考えられています。
その中で、土の中で不足しがちなのが三大要素と呼ばれる
『窒素・燐酸・カリ』です。
この三大要素は聞いた事があると思いますが、効果が
とても大きな肥料ですね。
でも、これが多すぎると様々な害が出て、健全な生長が出来なく
なってしまうんです。
簡単に説明しますね。
・窒素が多いとき・・・葉が濃緑色になり、茂りすぎて株が弱くなります。
また、病虫害に対する抵抗力も弱まるので
要注意です。
・リン酸が多いとき・・・障害としては出にくいが、生育が悪くなり亜鉛・鉄
・マグネシウムなどが九州できなくなり欠乏症に
なってしまいます。
・カリが多いとき…マグネシウムやカルシウムの吸収を阻害します。
などなどです。
また、詳しく説明しますが、最悪パターンとしては塩素が多いと根が枯れて
しまうので、注意が必要です。
「肥料をしっかりやれば、大丈夫!」・・・私も栽培を始めた当初は
そう思ってましたが、とんでもない事だとわかり、今は過多にならないように
注意してます。
要は、やりすぎるとバランスが崩れるので様々な障害が出るということですね。
可愛がりすぎ・・・要注意ですよ^^;
肥料過多が心配な方は、お近くの園芸屋さんで土のペーハー等を
計ってくれるか確認し、計ってくれるようなら土を持っていかれると
いいですね。
「土のバランスや肥料過多かどうかをしりたいんです。」
と、はっきり伝えた方がいいと思います。
土のバランスはph計測機で、肥料の量・濃度は土壌ECで
計測することができます。
さて、今日の薔薇さんたちです^^
★ラジオタイムス(ER)
★ラ・パリジェンヌ(デルバール)
★ローズマリー(ER)
花持ちが悪いのが残念ですが、丈夫でよく咲きます。
★ワイフオブバス(ER)
この薔薇も丈夫でよく咲きます。
★ライラックローズ(ER)
株は小さいけど株に似合わず大輪です。
今年は手入れ不足でうどん粉がしっかり出てます・・泣
★ベルシーニ(デルバール)
今年は、お花少なめ・・・なぜかな?
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